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就職先の評価は何点? 2026年卒大学生に聞いた実態(1/2 ページ)
マイナビの調査によると、就職先を決めた2026年卒大学生は、福利厚生や勤務地を重視して入社先を選んでいる。一方で、入社後に不安を抱える学生も半数以上にのぼることが分かった。
マイナビ(東京都千代田区)は、「2026年卒 大学生キャリア意向調査(入社予定先の決定と不安)」の結果を発表した。就職先を決めた学生に、理想の会社を100点とした場合の入社予定先の評価点を尋ねたところ、平均は86.5点であった。
入社予定先を100点と評価できるための条件を聞くと、「勤務地を明確にすること」「給与・福利厚生の向上」を求める声が多かった。特に80点未満をつけた学生は待遇改善を強く希望する傾向が見られた一方、80点以上の学生は現状に満足しつつ、追加要素を望む意見が目立った。
内々定を承諾した決め手を聞いた。最も多かったのは「福利厚生が充実している」(37.9%)。以下「希望する勤務地で働ける」(31.1%)、「給与や賞与が高い」(29.1%)、「企業経営が安定している」(26.6%)が続いた。
同社が3月に行った調査で、企業選択の際に重視するポイントとして最も多かったのは「給与の高さ」だったが、最終的な決め手としては3位に順位を落とした。マイナビは「学生は就職活動を進めていく中で給与だけではなく、働く環境をみて入社予定先を決定しているようだ」とコメントした。
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