“ひと目で分かる”タイマー、従来品の20倍に巨大化 キングジムから:プロダクトInsights(1/2 ページ)
キングジムは「ビジュアルバータイマー」シリーズの大画面モデル「ビジュアルバータイマー大型」を9月26日発売。従来の横方向目盛りで残り時間が一目で分かる機能を継承し、サイズを従来品の約20倍に拡大した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
キングジム(東京都千代田区)は、横方向の大きな目盛りによって残り時間が一目で分かる「ビジュアルバータイマー」シリーズから、大画面モデルの「ビジュアルバータイマー 大型」を9月26日に発売する。価格は1万9800円(希望小売価格)。
ビジュアルバータイマーは2024年4月に発売した商品で、発売後半年で初年度目標の2倍の販売数を達成し、同年のグッドデザイン賞も受賞した。
ビジュアルバータイマー 大型は「『学校などで複数人が同時に見られる大型サイズもほしい』という声が多く寄せられた」(キングジム)ことから開発。従来品の特徴である“横方向の目盛りで残り時間が一目で分かる”機能はそのままに、本体サイズを 515(幅)× 157(高さ)× 47(奥行)ミリとし、従来品の約20倍に拡大したことで、視認性を高めた。
試験会場や教室、会議室など、複数人で時間を共有するシーンを想定している。
表示モードは「通常計測」「リピート計測」「時計」の3種類を搭載している。
通常計測モードは、時間のカウントダウンとカウントアップが可能で、数字だけでなく目盛りによって残り時間を視覚的に把握できる。
リピート計測モードは、作業時間と休憩時間のカウントダウンを交互に繰り返し、指定回数(最大99回)まで繰り返せる。
時計モードは従来品にはなかった機能で、12時間/24時間制に対応して時刻を表示する。
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