ITフリーランス、収入はどう変わった？ 調査で見えた実態（2/2 ページ）

エン・ジャパンがITフリーランスの市場調査を実施。市場規模は10年で約1.6倍に拡大し、人口も16万人超へ増加。案件獲得は人脈や営業に加え、仲介サービスも重要となっている。

[カワブチカズキ，ITmedia]

「変化なし」が半数も、3人に1人は「増加」

　収入の変化については、フリーランス以前と比較して「変化なし」（56.5％）が半数以上を占めた。一方、「増加した」が31.5％と、収入アップを実現している層も少なくない。

収入の増減

　就業先や案件を選ぶ際の基準は、「報酬が良い」（45.2％）、「人間関係のストレスがない」（31.8％）、「自らの知見やスキルを発揮できる」（24.9％）が上位を占めた。

就業先・案件を選ぶ際の基準

　フリーランスを選んだ理由については、「希望の時間帯で仕事をしたいため」（44.9％）が最多となり、以下「希望の場所で仕事をしたいため」（34.4％）、「希望の仕事量で仕事をしたいため」（32.8％）が続いた。

フリーランスを選んだ理由

　調査は、ITフリーランスとして働く515人を対象に実施した。調査期間は、6月12〜14日。