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【今すぐ使えるプロンプト紹介】生成AIに「議事録作成」を丸投げする方法(2/3 ページ)

面倒な議事録作成、AIに丸投げする方法は?

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音声入力の方法をデバイスに応じて使い分ける

 音声入力の方法は、デバイスによってさまざまです。以下にWindowsやMac、スマートフォンなどでの音声入力方法を簡単に紹介します。

Windows標準の音声入力(ディクテーション)機能

 Windows 10/11では標準機能として音声入力が利用できます。

  • 使い方:テキストの入力欄にカーソルを置きます。Windowsキー + Hを押すと音声入力モードが起動します。画面上部(または画面中央)に小さなマイクのツールバーが表示されたら準備完了です。
  • 特徴:追加ソフトなしで使用可能。日本語認識の精度も十分です。

Mac標準の音声入力機能(ディクテーション)機能

 Macにも標準で音声入力機能が搭載されています。

  • 設定方法:初めて使う場合は、アップルメニューの「システム設定>キーボード>音声入力」を開き、音声入力(Dictation)をオンにしてください。必要に応じて「拡張音声入力」オプションを有効にすると、オフラインでも利用可能になります。設定画面で「入力ソース」として日本語を選択しておきます。
  • 使い方:テキストの入力欄にカーソルを置きます。Macのキーボードにマイクキーがある場合は、そのマイクキーを押すだけで音声入力が開始できます。

 もしマイクキーがない場合は、デフォルトでは「Fn」キーを2回押すか、あるいは「Ctrl」キーを2回押すなどの操作(OSバージョンや設定により異なります)で音声入力を開始できます。

スマートフォン(iOS/Android)のChatGPTアプリ

 最も手軽なのはスマートフォンアプリでの音声入力です。フリック入力するより圧倒的に速く入力できる上、文字起こしの精度も非常に高い点が便利です。

  • 使い方:ChatGPTスマホアプリを起動し、ログインします。画面下の入力欄の右下にある音声アイコン(マイクボタン)をタップしてください。
  • 初めて使う場合は「音声会話を始めるにはマイクの権限が必要です」といったポップアップが表示されるので、アプリにマイクアクセスを許可します。

補足

2025年4月頃のアップデートにより、ChatGPT内で音声入力できる機能は、Webブラウザでも直接利用できるようになりました。これによってPCでも同様に、ChatGPT内で即座に音声入力をすることができます。


Chrome/Edgeの拡張機能「Voice In」

 PCのブラウザ上で音声入力を行いたい場合、Google Chrome用の拡張機能「Voice In - Speech To Text Dictation」を利用する方法があります。この拡張機能をChromeにインストールすると、GmailやGoogle ドキュメント、ChatGPTの入力欄などWeb上のあらゆるテキストボックスで音声入力が可能になります。

  • 拡張機能をインストール:Chromeウェブストアで「Voice In」を検索し、ブラウザに追加します(利用は基本無料)。拡張機能アイコン(マイクのマーク)をChromeのツールバーにピン留めしておくと使いやすいでしょう。初回利用時にマイク使用の許可を求められたら「許可」します。
  • 音声入力を開始:音声で文字を入力したいウェブサイトを開き、入力欄をクリックしてカーソルを表示します。その状態でVoice Inを起動します。
  • 方法:(a)Chromeツールバーのマイクアイコン(Voice Inアイコン)をクリックする、(b)またはキーボードショートカットの Alt + L (MacではOpt + L)を押す、(c)あるいはテキストボックス上で右クリックしてメニューから「Start Dictation」を選ぶ、のいずれかです。

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