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学生マンションが「ホテル化」 シアタールームにプールまで、令和の一人暮らし事情(2/3 ページ)
レストランのような食堂やデザイン性の高い内装。ホテルを思わせる学生向け賃貸マンションが増加している。
10年で24倍に増加
同物件は全国で学生向けマンション事業を展開する「ジェイ・エス・ビー・ネットワーク」(東京)が管理している。
同社博多駅前店の木村文美(あやみ)副店長(32)は「子供の初めての1人暮らしに不安を抱く保護者は多く、セキュリティーや食事のサポートのニーズが高い。新しく完成する学生マンションの大半は食事付きで、選んでもらえるように設備も充実させている」と話す。
同社が展開する食事付き学生マンションは、約10年前の平成28年は全国で10棟前後だったが、現在は約240棟(約2万3千室)と24倍に増加した。佐賀市の屋外プール付きの物件は家賃が4万〜5万円程度、大阪府東大阪市の物件は家賃5万円台ながら共用スペースにはビリヤード台が設置されている。東京では13階のラウンジで夜景を見ながら食事ができる物件もある。
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