調査リポート
生成AIの個人市場が急成長 金額規模「年平均22.3%」で成長:MM総研の調査(2/2 ページ)
生成AIサービスの個人市場規模は、2030年度には5618億円に達すると予測される。15〜69歳の男女を対象に実施した「生成AIの個人利用状況調査」で明らかになった。
利用頻度は?
利用頻度については、「毎日」と回答した人が27.8%、「週に1回」が36.1%と、週に1回以上利用している人は合計63.9%だった。利用用途と利用頻度の関係を確認すると、「検索機能」の利用が最も多いことから、日常的に検索に生成AIを活用する人が増えているとみられる。
生成AIを利用するメリットについては、「作業の効率化」(51.7%)が最も多く、次いで「時間の節約」(48.4%)、「自身のスキル・知識が広がる」(37.5%)となった。
生成AIの利用経験者を年代別にみると、10代(41.3%)が最も多く、20代、30代が続いた。今後利用してみたいと思う用途については、「通訳・翻訳」や「言語学習」が上位となり、生成AIサービスが多言語対応している強みが表れている結果となった。
調査は、15〜69歳を対象にインターネットで実施した。回答件数は、プレ調査が2万234人、本調査が3013人だった。調査期間は2025年8月。
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