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「ガンダム像」万博で人気、ファン垂涎は「足の裏」 閉幕後の行方は?

幅広い層に人気で入場予約の競争率が高い大阪・関西万博の「ガンダムネクストフューチャーパビリオン」。等身大ガンダム像は、外からでも楽しめるのがありがたい。だが、その後ろ姿は……。

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産経新聞

 幅広い層に人気で入場予約の競争率が高い大阪・関西万博の「ガンダムネクストフューチャーパビリオン」。等身大ガンダム像は、外からでも楽しめるのがありがたい。だが、その後ろ姿はパビリオンを体験した後でないと拝むことができない、ファン垂涎(すいぜん)の景色になっている。

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ガンダムネクストフューチャーパビリオンに入館した後、館外に出ると見ることができる、実物大ガンダムの後ろ姿。足の裏も細かく表現されている=大阪市此花区の夢洲(門井聡撮影)©創通・サンライズ

 横浜市内で「動くガンダム」として展示されていたものを万博会場に移設。横浜では、前に踏み出す際に足が僅かに浮いていたものの、その裏まではしっかりと見ることができなかった。そこから一転、大屋根リングよりも高さを低くする必要から片膝立ちの姿になることで、じっくりと観察できるようになり、それに合わせて足も新調されたそうだ。横浜ガンダムのフィギュアの足の裏と見比べてみると、スラスター(推進装置)が追加されているのがわかる。宇宙空間で活動する際の姿勢制御を意識しての設定だという。

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記者が所有する横浜ガンダムのフィギュア「超合金」の足の裏。陸用の仕様となっており、万博ガンダムにあるスラスター(推進装置)が存在しない(門井聡撮影)©創通・サンライズ
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ガンダムネクストフューチャーパビリオンにある実物大ガンダムの足の裏。万博では宇宙空間での活動が想定され、スラスター(推進装置)がある=大阪市此花区の夢洲(門井聡撮影)©創通・サンライズ

 パビリオンから出る際に見る光景は、足元の植栽も相まって物語を完結させていて感動的。ぜひ多くのファンに見てもらいたいので、閉幕後の移設を切望します。(門井聡)

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