インタビュー
「ルクア大阪」売上1000億円突破 過去最高を支えた3つの要因(3/5 ページ)
ルクア大阪が2024年度に売り上げ1000億円を突破し、過去最高を記録した。2026年からは新館を加えた3館体制でさらなる成長を狙う。
キャラクター特化で差別化
2026年4月には、新館「ルクアサウス」が誕生する。JR大阪駅に直結するサウスゲートビルディングの10〜15階に位置し、店舗面積約1万6000平方メートルの大型施設だ。
ルクアサウスの10〜13階は、「LUCUAキャラクターズワールド」として、約1万2500平方メートルの国内最大級のキャラクターゾーンを展開。現在も大丸梅田店で人気の「ポケモンセンターオーサカ」「ニンテンドーオオサカ」「ONE PIECE 麦わらストア」などが出店する。
人気キャラクターが一堂に会するフロアを設け、ファミリー・子育て層やインバウンド客の需要獲得を目指す。
14〜15階は「LUCUA SOUTH DINING」として、幅広いニーズに対応するレストランフロアとなる。14階は大丸梅田店から11店舗が営業継続し、新規店舗も出店。15階は現在の催事場を飲食店に改装し、ファミリー層向けの店舗が入る予定だ。
開業は段階的に進み、2026年4月初旬に13〜15階の一部店舗が営業を開始。2026年秋にキャラクターズワールドを開業し、2027年秋にダイニングのオープンを予定している。
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