インタビュー
ひらがなで作る麻雀風ゲーム「ひらがじゃん」、累計4万個突破の秘密(3/4 ページ)
ひらがなの牌で言葉を作る麻雀風ゲーム「ひらがじゃん」が累計4万個を突破した。家庭、学校、老人ホームなど幅広い場で人気を集め、女性ユーザーも4割を占める知育ゲームとして注目されている。
クラファンは9時間で完売
牌バージョンの販売には、クラウドファンディングを活用した。2025年3月に、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で募集を開始したところ、わずか9時間で1050セットが完売した。
短時間で完売した要因について、杉浦氏は「麻雀の潜在ユーザーが非常に多かった」と振り返る。麻雀を一緒にやる相手がいない、麻雀を始めてみたいがハードルが高いといった潜在ニーズを捉えたことが支持につながったと分析する。
さらに、生産量の都合で個数を絞って販売したことが話題を呼んだほか、カード版からインフルエンサーに協力を依頼し、動画形式でプロモーションできたこともヒットにつながった。
6月10日にはAmazonで一般販売を開始したが、こちらもわずか14時間で欠品に。7月24日から再販を開始し、大手家電量販店や総合ディスカウントストアでも取り扱っている。9月時点で牌バージョンの累計出荷数は2万4000個を突破した。
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