超高級ホテルにコンビニウェア専門店……「ブルーフロント芝浦」開発の戦略とは?:長浜淳之介のトレンドアンテナ(2/4 ページ)
9月1日に開業したブルーフロント芝浦。TOWER Sのみのオープンだが、超高級ホテルやリッチなフードコートなど、他の複合商業施設にはない特徴がある。その背後にある戦略とは?
特徴は「食」
TOWER Sの低層階(1〜3階)には、飲食店を中心とした計27店舗が入居している。中心となるのは1階と2階に設けられたフードコートだ。
2階の「キャナルダイニングホール」は“水辺と風”をコンセプトに掲げ、海風を感じられる広々としたテラスを備えた開放的な空間となっている。モーニングからディナーまで幅広い時間帯で利用でき、シーンに応じて使い分けられる共用席も設けられている。全体的に落ち着いた雰囲気で、Wi-Fiや充電も完備。リモートワークや読書など、多様な過ごし方に適しているのが特徴だ。
ここには全8店が入っており、その中にはミシュラン1つ星を獲得した焼鳥店「焼鳥 おみ乃」が出店する「OMINO 芝浦」もある。ランチは親子丼やそぼろ丼などで、料金は2000円前後。フードコートとしてはややリッチな業態という印象だ。そば屋やとんかつ屋などもあり、ランチで1200円前後、ディナーでは2000円台で楽しめる店が多い。
キャナルダイニングホールの隣には、和食やつけ麺、クラフトビール醸造所などの専門店8店舗が並び、合計で約230席を備えている。
3階で注目すべきは、ファミリーマートが商業施設内などで展開する「ファミマ!!」のオリジナルアパレルブランドが初のサテライトショップを開設したことだ。ファッションデザイナー・落合宏理氏と共同開発したラインアップのほぼ全商品、約150点がそろい、同ショップ限定のサンプル展示も行われている。ブランドの世界観を体感できるスポットとなっている。
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