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セブン&アイ、国内コンビニ低調で通期業績予想を引き下げ 「単独成長」へ求められる成果(1/2 ページ)

セブン&アイ・ホールディングスは9日、2025年8月中間連結決算を発表した。

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産経新聞

 セブン&アイ・ホールディングスは9日、2025年8月中間連結決算を発表した。セブン―イレブン・ジャパンが担う国内コンビニエンスストア事業は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比4.6%減と伸び悩んだ。海外コンビニ事業などで営業利益が前年同期比で増加する中、低迷が目立つ形だ。連結純利益は、グループ再編に伴う構造改革などで前年に計上した特別損失が無くなった反動で約2.3倍の1218億円と大きく伸びた。

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記者会見するセブン&アイ・ホールディングスのスティーブン・ヘイズ・デイカス社長=9日午後、東京都千代田区(相川直輝撮影)

社長、来年度以降の成長見通す

 9日、東京都内で記者会見したセブン&アイのスティーブン・ヘイズ・デイカス社長は「(8月に発表した新経営戦略は)順調に進捗している。初期段階だが具体的な成果も見え始めている」と強調した。デイカス氏は、新戦略に盛り込んだ各種の施策を着実に実行していくことで、来年度以降はグループ全体が再び成長軌道に戻るとの見通しも示した。

 新戦略では祖業であるスーパーのイトーヨーカ堂や、セブン銀行などを切り離すことや、国内外ともコンビニ事業に集中して、自社単独で成長していく方針を示している。

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