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くら寿司、「すしを素手で触る」迷惑行為の実行者特定 AIカメラ活用で対策強化

くら寿司はネット上に投稿された迷惑行為について、実行者を特定し地元警察に相談しながら対応を進めていると発表した。

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 回転すしチェーンのくら寿司は10月14日、ネット上に投稿された同社の店舗内における迷惑行為について、実行者を既に特定し地元警察に相談しながら対応を進めていると発表した。


迷惑行為について、対応を発表

 問題の動画は、くら寿司山形南館店(山形市)の来店客がレーン上を流れるすしを素手で触ったり、しょうゆ差しから直接しょうゆを飲んだりする様子をSNS上に投稿したもの。くら寿司は、該当店舗の商品を全て入れ替え、備品も利用客ごとに交換・消毒していると説明した。

 くら寿司は、「IT機器の活用により迷惑行為を把握する環境を作っており、お客さまにはこれまで通り安心して当社店舗をご利用いただければと思います」とコメント。


IT機器の活用で迷惑行為を把握する(出所:くら寿司HP)

 同社では2023年から、「AIカメラ」がすし皿のカバーの不審な開閉を検知すると、本部でアラートが鳴り、該当店舗へ直ちに連絡する仕組みを導入している。さらに、全店舗の映像を本部でリアルタイムで管理する「店舗遠隔支援システム」の活用で、迷惑行為発生時の録画映像や対応中の店舗の様子も確認でき、必要に応じて警察への通報も可能だとした。

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