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国内初「泊まれる植物園」が11月に茨城でオープン コテージや温浴施設を整備
国内初の「泊まれる植物園」として茨城県などが同県那珂市で開園準備を進めている「ザ・ボタニカルリゾート林音(リンネ)」のオープンが11月29日に決まった。県植物園をリニューアルして宿泊施設や温浴施設を整備し、県内外からの幅広い層の集客を目指す。
国内初の「泊まれる植物園」として茨城県などが同県那珂市で開園準備を進めている「ザ・ボタニカルリゾート林音(リンネ)」のオープンが11月29日に決まった。県植物園をリニューアルして宿泊施設や温浴施設を整備し、県内外からの幅広い層の集客を目指す。
県や指定管理者によると、植物園と調和する宿泊施設としてグランピングテント27棟やコテージ18棟を整備したほか、最大300人が利用できる温浴施設、ダイニングレストランなどを設けた。熱帯植物館には、夜のライトアップショーを楽しむことができる宿泊者限定施設「バニラドームカフェ」が開業する。
隣接する「県民の森」には、全長150メートルのジップラインが楽しめる体験型施設「ツリーアドベンチャー」がオープンする。
施設利用は有料だが、これまでは料金が必要だった植物園への入園が無料となる。
「林音」は当初、今年4月のオープンを予定していたが、建築資材や設備工事の価格が高騰したことから11月に延期された。
県林政課は「宿泊施設に夜のライトアップや体験型施設も併設され、時間をかけて楽しめるスポットとなった。県外からの来場にも期待したい」としている。宿泊予約は公式ホームページで受け付けている。
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