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トヨタ、AIでドライバー心理を予測 次世代車載エージェントを開発(1/2 ページ)
トヨタ自動車は20日、ドライバーの行動や心理を対話型のAIが予測し、車内で交通事故のリスクを軽減する助言をしてくれる「AIエージェント」を開発していることを明らかにした。
トヨタ自動車は20日、ドライバーの行動や心理を対話型の人工知能(AI)が予測し、車内で交通事故のリスクを軽減する助言をしてくれる「AIエージェント」を開発していることを明らかにした。運転操作のパターンや対話、表情などからドライバー個人の特徴を学習し、交通状況に応じて操作を先読みして「ここ左折注意だよ」などの最適な助言を行い、事故を防止する。
事故防止へドライバー個々の行動を先読みできる車載AIエージェントは、実用化すれば業界で初めて。
エージェントは、トヨタが蓄積した交通環境と運転操作の膨大なデータで基礎学習している。車載のカメラや各種センサーなどで収集するドライバーの個別データから、その人のために助言する「パーソナルな相棒」に成長する。
運転への注意喚起だけでなく、「今、あぶなかったね」などドライバーを落ち着かせる心理的なサポートなども行う。個人認識により、一台の車を家族など複数のドライバーで共用する場合にも対応できる。
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