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ファミマ、アプリ不要のモバイルバッテリー貸出「CHARGESPOT」を導入 クレカ決済で訪日客も気軽に充電:スマホの充電が切れてもOK
ファミリーマートは、アプリ不要で利用できるモバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」の新モデルを設置する。クレジットカードのタッチや差し込みで決済可能だ。
ファミリーマートは11月13日から、アプリのインストールなしで利用できるモバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」(チャージスポット)を、ファミリーマート銀座みゆき通り店(東京都中央区)に設置した。クレジットカードのタッチ決済や差し込み決済に対応した新モデルで、コンビニでは初の導入となる。
CHARGESPOTは、INFORICH(東京都渋谷区)が運営するモバイルバッテリーのレンタルサービス。6月時点で全国に約5万5000台設置されており、付近のバッテリースタンドから借りた後は別のバッテリースタンドにも返却できる仕組みだ。30分未満165円から利用できる。
ファミリーマートは2019年11月からCHARGESPOTを導入し、これまでに全国約8300店舗に展開してきた。従来は専用アプリでQRコードをスキャンしてレンタルする仕組みだったが、新モデルではアプリを使わずにクレジットカードを端末にタッチまたは差し込むだけで利用できる。
ファミリーマートは「インバウンド旅行者の利用機会を拡大するとともに、既に充電が切れてしまった際の緊急利用にも対応できる」とした。
今後は空港、駅、商業施設、観光地など訪日外国人の利用が多い店舗を中心に設置を拡大する方針だ。
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