ニトリ、新型軽量コードレス掃除機がヒット 3万円切る価格設定:プロダクトInsights(1/2 ページ)
ニトリは、「紙パック式コードレススティッククリーナーMA301SK」を発売した。価格は2万9900円。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ニトリ(札幌市)は、「紙パック式コードレススティッククリーナーMA301SK」を発売した。価格は2万9900円。
近年、ライフスタイルの多様化やコロナ禍以降の清潔への意識の高まりから、気付いたときにサッと掃除するスタイルへと変化している。ニトリではこうした暮らしの変化に対応し、手軽に使えてしっかり吸えるサイクロン式の「コードレススティッククリーナー MA201SC」を2024年に発売。約1.1キロという軽さと高速吸引モーターとパワーブラシによる吸引力を両立、1万9990円という価格も評価され、累計出荷台数が8万台を突破した。
今回、軽さはそのままに、ゴミ捨て時もほこりが舞いにくい紙パック式を採用し、吸引力を約1.2倍に向上。また、見えにくいゴミを照らすLEDライトを搭載し、充電スタンドと5つのアタッチメントを付属したMA301SKを発売することとなった。
商品の特徴
MA301SKは、本体に毎分約13.5万回転の高速吸引モーターを搭載するとともに、掃除機内部の空気の流れを見直し、空気抵抗によるロスを低減することで、吸引力を従来品比約1.2倍に向上。ゴミがたまっても、吸気経路がふさがらない吸引力キープ構造を採用したことで吸引力が落ちにくく、家中を掃除できるようにした。
紙パック式のゴミ捨てで手を汚さずに処理が可能。抗菌・防臭紙パックタイプで衛生面にも配慮した。
集塵(しゅうじん)容量は従来品の約1.7倍となる0.42リットル、紙パックの交換は約2カ月に1回で済むようにした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
なぜ、1000円超の分度器が人気なのか 測定メーカーがこだわった「4つのポイント」
小学生向けの1000円超の分度器が話題に。精密測定メーカー・新潟精機が開発した「両面タイプ」「色分け」「0度合わせ」「快段目盛」の4つの工夫で、子どもも使いやすく保護者からも注目されている。
「イオンモール」10年後はどうなる? 空き店舗が増える中で、気になる「3つ」の新モール
かつて「街のにぎわいの中心地」ともいわれたイオンモールでも、近年は「安泰」ではない状況になっている。少子化が進む日本で大型ショッピングセンターが生き残る鍵は――。


