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新業態「トライアル西友」第1号店オープン 2社タッグで店内はどう変わる?(1/2 ページ)
ディスカウントストア「トライアル」と総合スーパー「西友」を融合した「トライアル西友 花小金井店」が11月28日にオープンした。両ブランドの強みを掛け合わせた第1号店として、どのような店舗になるのだろうか?
ディスカウントストア「トライアル」を展開するトライアルホールディングス(福岡市)傘下のSTリテール(福岡市)は11月28日、「トライアル西友 花小金井店」(東京都小平市)をオープンした。 「トライアル」と総合スーパー「西友」を融合した新業態店舗の第1号店となる。
トライアル西友は、トライアルが持つITを活用した購買体験と、西友の都市型立地の強みを組み合わせた新業態で、今後は都市部を中心に展開していく方針だ。
1号店となる花小金井店は、西武新宿線・花小金井駅から徒歩約3分に位置し、24時間営業する。1階は生鮮食品や総菜、加工食品、2階は酒類、日用品、衣料品、家電などを扱う。酒売り場はこれまでの約3倍の品ぞろえとなり、特に九州の焼酎を多数そろえる。
店内加工に切り替えた精肉、生魚を使ったすし、産直の青果など約2万5000品目を取りそろえる。トライアルのPB「おいしくなれ!」や西友のPB「みなさまのお墨付き」も展開し、全体の約2割をPB商品が占めるという。また、福岡発祥の小売業として、アイス「ブラックモンブラン」など“九州愛”をテーマにした商品も新たに提供する。
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