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新業態「トライアル西友」第1号店オープン 2社タッグで店内はどう変わる?(2/2 ページ)

ディスカウントストア「トライアル」と総合スーパー「西友」を融合した「トライアル西友 花小金井店」が11月28日にオープンした。両ブランドの強みを掛け合わせた第1号店として、どのような店舗になるのだろうか?

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都内初の「スマートストア」、どんな店になる?

 トライアル西友 花小金井店は、トライアルが独自に開発したIoT・AI技術を導入する、都内初の「スマートストア」として運営する。データ活用による新しい購買体験と効率的な店舗運営を目指す。

 都内では初導入となるセルフレジ機能付きの買い物カート「Skip Cart」を80台配置する。専用のプリペイドカードを登録し、カートのスキャナーで商品バーコードを読み取ると、通常のレジを通らず、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計が完了する


Skip Cart

 商品のスキャン忘れを知らせる機能の他、利用客の属性や購買履歴を基にAIが最適な商品をレコメンドする機能も備える。

 Skip Cartの導入は全国で265店舗目となる。同社はレジ業務に必要な人員を削減し、販売価格の抑制につなげる狙いだ。

 また、館内では映像や写真などのコンテンツを配信できるサイネージ「インストアサイネージ」を41台設置する。店内放送と連動して出来立ての総菜を告知したり、季節や催事に合わせた訴求が可能となる。


店内に「インストアサイネージ」を41台導入する

 同社によると、インストアサイネージを活用して出来立ての焼き芋を訴求した店舗では、未設置の店舗に比べて売り上げが114%増加したそうだ。

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