コラム
「マネージャーになったら忙しい」本当の理由 役割を見直すという考え方(3/3 ページ)
一般職からマネージャーになると、これまでのタスク管理だけでは成果が出にくくなる。忙しい日々の中で成果を上げるには、「マネージャー」という役割を細分化し、目的や目標を再定義することが重要だ。
このように、同じ「マネージャー」という役割でも、2段階の深堀をすることによって、やるべきことが明確になってきます。当然、役割はひとつではありませんので、同時にいくつかの目標を目指すことになります。そうすると、日常の仕事のほかに、役割から考えた目標が加わることになりますので、すべて遂行できそうにもないほどのタスクが生まれることになります。
ここで時間管理(優先順位付け)の出番となるのですが、ルーティンワークと役割からの目標、自分にとって本当に重要なことはどちらかを考えれば、何をやるべきかは、答えは明らかでしょう。
1週間の計画を立てるときに、週に何時間か、この役割からの目標達成のためのタスクを必ずブッキングします。自分自身との約束をつくるわけです。役割ごとの目標を達成し、責任を全うすることができれば、情熱をもって毎日を過ごし、思い描いている人生のビジョンに近づいていることを実感できるはずです。(フランクリン・ プランナー)
→フォローしてフランクリン・ プランナーの新着記事を受け取る
Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.
関連記事
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
辞めたけれど良い会社は、どのような特徴があるのか。IT業界で働いた経験がある人に聞いた。
