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SBI新生銀、普通預金で最大4.2%の優遇金利 総残高に応じて金利引き上げ(1/2 ページ)
SBI新生銀行が普通預金で通常金利の最大10倍となる年4.2%の金利優遇を始めることが8日、分かった。
SBI新生銀行が普通預金で通常金利の最大10倍となる年4.2%の金利優遇を始めることが8日、分かった。SBI証券と連携した「SBIハイパー預金」に、総残高に応じて金利を段階的に引き上げる仕組みを10日から導入する。日銀の利上げ観測を背景に預金獲得競争が激化する中、インパクトのある施策で預金を集め、貸し出し業務の拡大を図る。
2026年3月末までのキャンペーン期間中に、同行のウェブサイトから申し込む必要がある。優遇金利が適用される預金の上限は100万円。
SBIハイパー預金は9月23日に開始したサービスで、足元の総残高はすでに5千億円を突破したという。現在の通常金利は0.42%だが、たとえば総残高が6千億円に達すると2倍の0.84%、8千億円に達すると4倍の1.68%という具合に段階的に金利を引き上げる。1兆円に達したところで新規の申し込みを締め切り、10倍の4.2%の金利を適用する。
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