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企業の6.5%が「クマリスク」を実感 地区別・業種別の影響は?(1/2 ページ)
全国で熊の出没が相次ぎ、企業活動への影響も広がっている。東京商工リサーチの調査では、企業の6.5%が影響を受け、特に宿泊業や東北地域で被害が目立っている。
全国で熊(クマ)の出没情報が相次いでいるが、企業活動への影響はどの程度あるのか。東京商工リサーチが6309社を対象に調査したところ、企業の6.5%がクマ出没の影響があると回答した。影響が最も大きい業種は「宿泊業」(39.1%)だった。
影響の有無を規模別にみると、大企業で7.8%、中小企業で6.4%と、大企業が1.4ポイント上回った。
影響が大きい業種のトップは「宿泊業」(39.1%)で、以下「電気・ガス・熱供給・水道業」(21.7%)、「飲食料品小売業」(21.2%)、「農・林・漁・鉱業」(21.0%)と続き、4業種で20%を超えた。
地区別では、「東北」(28.9%)が最も多く、次いで「北海道」(15.4%)、「北陸」(8.6%)と続いた。環境省の発表によると、11月末時点で東北のクマ被害者数は154人(66.9%)と、他エリアを圧倒している。
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