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企業の6.5%が「クマリスク」を実感 地区別・業種別の影響は?(2/2 ページ)
全国で熊の出没が相次ぎ、企業活動への影響も広がっている。東京商工リサーチの調査では、企業の6.5%が影響を受け、特に宿泊業や東北地域で被害が目立っている。
九州での影響は
一方で、クマが生息していない「九州」(0.9%)でも、間接的にクマ被害の影響は広がっており、企業にとって看過できないリスクとなりつつある。
具体的な影響については、「従業員への周知・啓蒙(けいもう)を迫られた」(47.0%)が最も多く、業種別では「建設業」(64.3%)、「金融・保険業」(60.0%)、「運輸業」(52.9%)の3産業で50%を超えた。次いで、「被害防止のための投資が必要になった」(27.5%)だった。
このほか「従業員がクマに襲われた」、「従業員が学校の送り迎えをするため勤務時間中に離席」といった声も一部寄せられた。
調査は、6309社を対象にインターネットで実施した。期間は、12月1〜8日。
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