3日で1万5000袋完売 UHA味覚糖の「米袋」に入った福袋、なぜ人気?(1/2 ページ)
UHA味覚糖が販売している「米袋」に入った福袋が人気だ。今年で発売7年目になるというが、どんな点が支持されているのか?
UHA味覚糖が2019年から毎年販売している福袋が人気を集めている。12月1日に発売した「年末特大福袋2025」も、3日間で1万5000袋が完売となった。
特徴はなんといっても、その見た目と菓子の数だろう。大きな米袋に82種類の菓子が詰まっている。「一目で驚くようなインパクトのある福袋にしたいという発想から、日常ではあまり目にしない大きな米袋に着目しました」(広報担当者)
82種類の内訳は、期間限定商品やオリジナルグッズ、最新作まで幅広い。商品被りはナシで、価格は1万2000円(送料込み)。1万6000円相当の商品(オリジナルグッズを除く)を入れているが、お得感を感じられる価格に設定しているという。
「『集められるだけ集める』という考え方が、一番のこだわりです。これまで出合ったことのない新しい味に出合えるなど、新たな発見があるラインアップになっています。米袋にたっぷり詰め込まれた大ボリュームは、開けた瞬間、取り出した瞬間に思わず驚いてしまうほどの迫力で、SNS映えも抜群です。友人や家族とシェアしながら、宝探しのように中身を楽しめる点も魅力の一つ。加えて、福袋でしか手に入らないオリジナルグッズが入っていることも大きな特徴です」(広報担当者)
どのような人が購入しているのか。SNSでは、会社での配布や、孫や子どもを喜ばせるため、自分用という声がみられた。人気の理由は、やはり「80種類を超えるボリュームが支持につながっている」(広報担当者)というように、お得感が大きいようだ。
今年で発売7年になるが、毎年中身の商品やオリジナルグッズを見直している。今年は新たにUHAグミサプリを追加。今後は、復刻版をラインアップに加えることも考えているという。
近年、特にグミは人気が高い。KSP-POSデータでは、2025年1〜9月も金額・数量ともに前年同期比10%超で推移している。コンビニやスーパーマーケットに行くと新商品をたびたび目にする。たくさんの種類があるがゆえに、商品選びで「失敗したくない」と考え、定番商品ばかり手に取ってしまう消費者もいるだろう。この福袋は、新しい菓子との出合いにも一役かっている。
「福袋を通じて『この商品って、UHA味覚糖だったんだ』『こんな商品もあるんだ』という新たな発見を届けられることを、とても嬉しく感じています。食べたことのないグミやキャンディ、スナック菓子やバー商品など、まだ知られていない商品との出合いがきっとある詰め合わせになっています。その体験をきっかけに、ファンになっていただけたら何よりです」(広報担当者)
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