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タピオカブーム終了も、絶好調のゴンチャ “独り勝ち”を目指さない、深いワケ:長浜淳之介のトレンドアンテナ(5/7 ページ)
タピオカブームが終了した今も、店舗数を着実に伸ばしているのがゴンチャだ。なぜ、ゴンチャだけがこれほどの成功を収められたのか。そして、今後何を目指すのか。
「カスタマイズ」が武器に
ゴンチャの特徴は、自分好みのお茶とトッピングをカスタマイズできる点だ。
まず、ベースとなるお茶を、ミルクティーやストレートティーなど6種類の中から選ぶ。しかも、主力商品であるミルクティーも、ブラック ミルクティー(紅茶)や阿里山ウーロン ミルクティー(ウーロン茶)など、8種類ある。季節限定商品なども合わせれば、50種類以上の選択肢があるのが特徴だ。これに加え、ホットかアイスか、どのサイズにするか、トッピングは何にするかなどを選んでいく。
最も人気のあるお茶とトッピングの組み合わせは、パール(タピオカ)入りのアイスのブラックミルクティーで、これがいわゆるタピオカミルクティーだ。
カスタマイズするシステムは、注文の方法が煩雑であり、あまり主張しない日本人には向かないとされてきた。これが、サブウェイなどの売り上げが伸びないとされてきた理由だ。
しかし近年、マーラータンやパワーサラダなど、具材を好きに選べる点が魅力となっているものも多い。また、ラーメン店でも、麺の種類や硬さが選べる店も増えてきた。特に若者にとっては、こうしたカスタマイズが当たり前となってきている。消費者のマインドの変化も、ゴンチャにとって追い風となった。
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