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今や15年目の「まどマギ」、どう盛り上げているのか? 古参も新規も取り込む“入口の多層化”戦略を考察:エンタメ×ビジネスを科学する(1/4 ページ)
「まどマギブーム」が今、再び勢いを増している。いかに力のあるコンテンツでも、公開から時間が経ったところから再び「熱」を取り戻すのは容易ではない。多層化したプロモーション戦略を考察する。
『魔法少女まどか☆マギカ』が再び勢いを増している。
きっかけは2月公開予定の映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』だ。同作はテレビシリーズ(2011年)から数えて15年目の新作であり、さらに前作『[新編]叛逆の物語』(2013年)から長い時間を経た待望の続編でもある。
このような状況で求められるマーケティングは明快だ。つまり、既存ファンの熱量を落とさずに保ちつつ、新規層・ライト層・一般層が「今から入っても楽しめる」と感じる入口を増やす。しかしどのようにしてこれを実現するかが問題だ。
『まどマギ』における直近の施策は、これらを実現するために「入口の多層化」に寄せていると考えられる。一つずつ見ていこう。
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