インタビュー
リコーは「出社」をどう再定義したのか “集まる意味”を問い直した、これからの働き方(1/5 ページ)
出社かリモートかという二項対立ではなく、「集まる意味」そのものを問い直す――。リコーはAIを活用し、会議や業務の在り方を再設計することで、人が創造性を発揮できるワークプレイスづくりに挑んでいる。その狙いと実装の現場を追った。
出社か、リモートか――。コロナ禍以降、働く場所をめぐる議論が続いているが、いま向き合うべき本質的な問いは「どこで働くか」ではない。
問われているのは、「AI時代のワークプレイス」のあり方や、「人が創造的な仕事に取り組める環境とは何か」ではないだろうか。
人が対面で集まる目的は、活発な議論や共創にある。しかし、多くの職場では依然として形式的な会議や膨大な事務作業にリソースが奪われ、本来クリエイティブワークにあてるべき余白が失われている。
そんな中、AIを活用した「創造的な議論」の実装に挑んでいるのが、1977年に「オフィス・オートメーション(OA)」を提唱したリコーだ。
同社は、東京・品川に共創拠点「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO(以下、BIL TOKYO)」を構え、ワークプレイスを「人がセンスを発揮する場所」として再定義しようとしている。同施設所長の菊地英敏氏に、次世代の働き方について聞いた。
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