経営者の8割が会社経営で不安を感じている。メットライフ生命保険の調査から、不安なことの1位は「運転資金対策」(46%)で、2位は「事業継承・相続対策」(39%)、3位は「経営者・役員の退職金対策」(38%)だと分かった。
不安に対する資金準備の有無を聞いたところ、「している/しようと思っている」が81%に上った。具体的には「運転資金対策」(35%)が最も多く、以降「経営者・役員の退職金対策」(30%)、「経営者・役員の死亡や要介護状態への対策」(21%)と続いた。
資金を準備するための手段はどう考えているのか。運転資金対策では「預貯金」(86%)が中心となる一方で、退職金対策と死亡/要介護対策では「生命保険」がそれぞれ70%を超えて、最多となった。
インフレ(物価上昇)局面において、預貯金以外の資産運用は「有効」と思うか尋ねた。「そう思う」が61%に上り、若い層ほど運用を前向きに評価する傾向が見てとれた。
調査は、年間売上高が1億〜100億円未満の会社経営者・役員500人を対象にインターネットで実施した。期間は2025年7月11〜25日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ローソンの車中泊は、単なる「場所貸し」ではない 見落とされがちな体験価値とは
ローソンが実施している「車中泊」サービス、これは単なる「空いている場所を貸す」というビジネスにはとどまらない価値がある。利用者はどのような「価値」を見いだしているのか。
倒産寸前なのに年収100万円アップ 売上38億円のV字回復を実現した、山梨のプリント企業の「決断と狙い」
Tシャツなどのオリジナルプリントグッズの製作を展開するフォーカスは2020年のコロナ禍、倒産の危機に陥った。しかし現在はV字回復を果たし、売り上げは約38億円に上る。この5年間、どのような戦いがあったのか?
年商54億円企業を「突然」継いだ兄弟 役員・社員が辞めていく中でも改革を続けたワケ
2023年12月、不動産会社のハタスで衝撃的な事業承継が行われた。当時、20代前半の兄弟が年商54億円の会社を突然継ぐことになったのだ。自分たちなりに改革を進める中で、役員や社員の退職も起こった。それでも改革を続けた2人の経営論を取材した。
なか卯の「床に置かれた食器」問題 企業の沈黙が呼ぶ“将来の波紋”
10月下旬、なか卯での「床に置かれた食器」の写真がSNSで拡散された。その後のなか卯の対応が適切だったようには感じない。では、どのような対応が求められるのか?




