調査リポート
AIを活用した就活、ES突破率は高いが面接で苦戦 内定への影響は?(2/2 ページ)
ネオキャリアの調査で、生成AIを活用した就活生は書類選考や一次面接など初期選考で通過率が高い傾向があると分かった。最終的な内定率への影響はどうだったのだろうか?
内定率への影響は?
最終的な内定の獲得数が「2社以上」だった割合は、AI活用学生が58.3%で非活用学生(53.2%)を上回った。
一方、第一志望群企業から内定を獲得できた割合は、非活用学生が76.6%だったのに対し、活用学生は60.8%にとどまった。
就職活動で最も苦戦した選考要素については、両者とも「一次・二次面接」が最も高い割合を占めた。また、AI活用学生の23.4%が「ESに苦戦した」と回答しており、非活用学生(13.3%)の約1.8倍となった。
「面接において、自分の言葉で自信を持って話すことができたと思うか」について「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した割合は、AI非活用学生は81.0%だった。一方、活用学生は74.7%にとどまった。
ネオキャリアは「AIを活用した場合、自分自身の言葉で考え、整理する機会が減り、面接などの対話の場で自己表現に難しさを感じやすくなるケースも考えられる。ES作成においても、表現を整えたり視点を広げたりする補助として取り入れつつ、最終的には自分自身の経験や言葉に落とし込んでいくことが重要」と指摘した。
本調査は2025年12月5〜18日、生成AIを活用して就活を終えた2026年卒の学生158人と、生成AIを活用せずに就活を終えた2026年卒の学生158人を対象に、インターネットで実施した。
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