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仕事の連絡、「勤務時間外にしたことある」8割超 応じる内容はどこまで?(2/2 ページ)

パーソルキャリアの調査によると、勤務時間外に仕事の連絡したことがある人は8割超に上ることが分かった。休日や夜間の対応実態と心理的負担、“つながらない権利”の現状とは?

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勤務時間外の連絡でも応じるラインは?

 勤務時間外の連絡に応じる基準を「レベル1:業務に関係する連絡であれば基本的に全て」から「レベル10:命や安全にかかわる緊急事態のみ」までの1〜10のレベルに分けて聞いた。最も多かったのは「レベル7:当日中の判断が必要な重要案件」で26.2%だった。以降「レベル6:翌営業日に支障が出る」(13.1%)、「レベル4:チームや同僚が困っている」(11.6%)が続いた。


勤務時間外の連絡に応じるライン

 勤務時間外の連絡に応じない場合に考えられる業務への影響としては「一時的に業務が滞る」(39.0%)、「業務上の大きな問題は起きない」(32.6%)、「後日対応することで調整できる」(21.6%)が上位に挙がった。

 連絡に応じた場合では「その場で問題を回避できる」が50.6%で最多となり、「業務がスムーズに進む」(47.9%)、「翌営業日の業務負担が減る」(29.0%)が続いた。


勤務時間外の連絡に応じない場合の業務影響、連絡に応じる場合の業務状況

 勤務時間外の連絡に応じない場合の心理的影響としては「後から連絡内容が気になる」が最も多く38.7%を占めた。「休む時間を確保でき安心する」は34.1%、「オンオフの切り替えがしやすい」は29.3%だった。

 一方、勤務時間外の連絡に応じる場合は「義務を果たしたと感じる」が38.1%で最も多く、以降「プライベートが削られたと思う」(36.0%)、「ストレスを感じる」(33.8%)が続いた。


連絡に応じない場合の心理的影響、連絡に応じる場合の心理状態

 勤務時間外の連絡に関する自由コメントでは「時間外に連絡が来ると、内容が軽微であっても心理的に『対応しなければならない』と感じやすい」「こちらから連絡するときは、回答は明日で大丈夫、と一文添えて気を使わせないようにしている」「電源OFFという会社ルールがあるが、休み明けに顧客とトラブルが大きくなっていることもある」といった意見が寄せられた。

 本調査は1月21日〜26日、全国の20〜50代の男女328人を対象にインターネットで実施した。

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