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今さら「コンビニ御三家」に挑むんですか!? 「新興コンビニ」行ってみた 独自戦略と勝機に迫る(3/6 ページ)
コンビニ業界は、大手3社が圧倒的に存在感を示しているが、近年は新興コンビニも現れ始めた。それぞれの戦略や、店舗を訪問して見えたものなどをお届けしていく。
「令和の虎」は無人コンビニを展開
日テレ系の番組『マネーの虎』に出演していた岩井良明氏が、2018年に始めた同様のリアリティ番組が『令和の虎』だ。同番組に出演していた井口智明氏が手がけるのがミンナカだ。
2024年8月に埼玉県所沢市で1号店を出店し、現在は3店舗を展開する。今回、2025年3月にオープンした都内の東池袋2丁目店に行ってみた。
旧西武百貨店側の東口から都道305号線を北上し、首都高の高架下を渡った先にある。大通り沿いとはいえ繁華街から離れており、人通りは比較的少ない。池袋駅からの所要時間は徒歩で8分ほどだ。
入口側に顔認証のゲートがあり、通らなければ商品棚にたどり着けない。顔認証システム「FACE-SYSTEM」を導入し、入店時に利用者の顔写真を撮影している。リスクのある利用者を事前に登録しておくと、不正入店を防止できるという。購買データ分析にも活用していて、天井にカメラを設置している。
システム開発企業によると、店舗側が1カ月に支払う料金は、カメラ1台につき5000円のシステム利用料と、来店者数に応じた従量課金によって構成される。コンビニ1日の来店数は1000人前後であるため、カメラ15台と想定すると、店舗側がシステム開発企業に支払う月額使用料は15万5000円になる。1時間当たりの利用料は500円を下回り、単純計算すると人件費より安い。
その他、セルフレジはあるが有人レジはない。店員は品出しをするものの接客はせず、無人型店舗として運営する。
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