コラム
「言ったのに伝わらない」はなぜ起きるのか 部下が動き出す「時間の使い方」(1/3 ページ)
フィードバックは、叱責でも放置でも機能しない。忙しさの中で形骸化しがちな上司の関わりを見直し、部下が自ら動き出すための時間の確保と対話の設計、その具体的なポイントを整理する。
マネージャーの仕事の中で、相当難しいことのひとつが、部下へのフィードバックでしょう。
仕事がうまくいったとき、プロジェクトが終わったとき、あるいは仕事でミスが起きたとき、やる気を失っているように見えるときなど、立ち直り、成長への歩みを進めていくためには、上司としてきっかけを与える必要があり、それがフィードバックということになります。
これは皆さんご存じのことですが、単に叱責するだけでは逆効果になることもあるでしょうし、放置してしまっては、さらに状況が悪化してしまうこともあります。さらに、良かれと思って言ったことが、違う方向に受け止められることもあるでしょう。フィードバックとひと言で言っても簡単なことではありません。
忙しい毎日の中では、当然、部下のミスやモチベーションの問題など想定していませんので、そうしたことが起こった場合は、予定を変更して対処することになります。すると、ついつい短い時間で対応しようとなってしまうのが、ほとんどでしょう。もともとの自分の仕事が山積みなわけですから、部下の不満を聞いている時間などない、という気持ちになるのも無理はありません。結果として、部下の話をろくに聞かなかったり、自分が一方的に話して終わったりすることになってしまいます。
時間管理の面から言えば、部下にフィードバックする時間を確保し、予定にいれておく必要があるわけです。
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