「言ったのに伝わらない」はなぜ起きるのか 部下が動き出す「時間の使い方」(3/3 ページ)
フィードバックは、叱責でも放置でも機能しない。忙しさの中で形骸化しがちな上司の関わりを見直し、部下が自ら動き出すための時間の確保と対話の設計、その具体的なポイントを整理する。
これらのことが曖昧な状況で、どれだけフィードバックをしたところで、うまくいくことはないでしょう。
ミスが起きたときに「こういうスキルを身につけておく必要があるね」とフィードバックしても「それは私の仕事ではありません。そもそも、仕方なくやったことがミスの原因でした」といったやり取りになりかねません。効果的なフィードバックのためには、あらかじめ、お互いが得たいと思っている結果、そのためのプロセスを共有しておく必要があります。
また、そのときに重要なのが、相手(部下)が自らやるべきことを決めることです。人は、自分で決めたことに対しては、責任を持つ可能性が高く、最大の努力をはらうものです。決して押し付けにならないような活動計画をつくり、共有したいものです。
タイム・マネジメントというよりも、チーム・マネジメントとも言うべきことですが、手帳には、チームメンバーごとの目標や目標達成に向けたマイルストーン、スキルの評価やサポート項目などを記入し、管理しておくページがあると良いでしょう。できれば、定期的にメンバーとともに見直し、軌道修正していくことが、チームとしての成長に繋がるでしょう。
パフォーマンスの高いチームにしたいなら、メンバーが共通の目的を持ち、お互いに活発なコミュニケーションを行うように行動することが必要です。日々の時間管理の中に、周囲との協力を意識した計画を取り入れることが必要です。(フランクリン・ プランナー)
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