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姫路城で実証された「二重価格」、どうなった?(1/2 ページ)

世界遺産・姫路城の入城料値上げ後の1カ月間の入城者数が前年同期比で2割弱減少した一方、料金収入は倍増する見込みとなった。

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産経新聞

 世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の入城料値上げ後の1カ月間の入城者数が前年同期比で2割弱減少した一方、料金収入は倍増する見込みとなった。姫路市は入城者減少を「想定内」とした上で、オーバーツーリズム(観光公害)に直面する他都市から視察や問い合わせが相次いでいると明かす。観光公害対策や円安を背景に官民で導入が模索されている「二重価格」を巡る先例として注目を集めそうだ。

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入城料を巡る「二重料金」の導入から1カ月が過ぎた姫路城=5日、兵庫県姫路市(小林宏之撮影)

 姫路城では3月から、18歳以上の市民料金を千円のまま据え置き、市民以外を2500円に引き上げる二重価格が導入された。18歳未満は、城に親しむ機会の増加を目的に市民かどうかを問わず無料とした。

 導入から1カ月、城を訪れた人に賛否を尋ねた。兵庫県加古川市から訪れた30代女性は「値上げを知らなかったが、2500円は高い」。インド人グループの観光客は「もっと安い方がいい」と不満を漏らした。一方、ドイツから来た60代女性は「文化財の維持にお金がかかるのは理解できる。自分が住む街にも世界遺産はあるが、二重価格は取り入れたらいい」と理解を示した。

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