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「50年の“お願い”を撤回」 突っ張り棒メーカーがたどり着いた逆転発想(1/3 ページ)

家庭で重宝される突っ張り棒。パイプを壁と壁の間に当て、クルクルと回して突っ張らせる−。直感的にやってしまいがちだが、実は間違っているのだ。

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産経新聞

 家庭で重宝される突っ張り棒。パイプを壁と壁の間に当て、クルクルと回して突っ張らせる−。直感的にやってしまいがちだが、実は間違っているのだ。大阪の開発元では長年にわたり、正しい取り付け方法を周知してきたが、なかなか利用者には伝わらない。誕生から約50年。ならば、やりがちな間違いを“正解”にするという発想で新たな商品を開発した。

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正しい取り付け方を伝えるために令和元年に作成された「ツッパリ嬢」のポスター(平安伸銅工業提供)

 突っ張り棒は昭和50年に「平安伸銅工業」(大阪市西区)の創業者、笹井達二氏が、アメリカのシャワーカーテンレールをヒントに、アルミ加工技術を応用し開発。「突っ張り棒」と名付けて日本で初めて売り出した。商品説明書にも書かれている正しい取り付け方は「あらかじめ壁の幅よりパイプを数センチ伸ばしておき、バネを押し込みながら取り付ける」のだという。クルクル回してパイプを伸ばして突っ張らせると耐荷重不足となり、突然「ガシャーン」と落下する事態が起きがちだ。

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