インタビュー
「配属ガチャ」はもう許されない? 就活は「2社目」から始まる新常識(1/5 ページ)
就活は「2社目」から逆算して考える時代へ。転職を前提に企業を選ぶ学生が増え、配属確約やキャリア提示など企業の採用戦略も変化している。逆算世代の登場が、就活と採用の常識を揺さぶっている。
「転職」にネガティブなイメージを抱く人は少なくなっている――。これから社会に出ようとする就活生にも当てはまる。しかし、学生たちが見据えるのは「いつか転職するかもしれない」という漠然とした未来ではない。2社目、3社目のキャリアから逆算して1社目を選ぶ、「逆算型」の就職活動が広がりを見せている。
就活プラットフォーム「外資就活ドットコム」を運営するハウテレビジョン(東京都港区)は、2026年1月に28卒向けの合同企業説明会を東京で開催した。前年の約700人から約1700人へと参加者が急増する中、今回新たに、PE(プライベートエクイティ)ファンドへのキャリアをテーマにしたセミナーを提供した。
PEファンドとは、未上場企業の事業や株式を取得し、経営改善や成長支援を通じて企業価値を高めた上で売却し、利益を得る投資ファンドのこと。外資系金融やコンサル出身者が多く、若手にとっては高い報酬水準と専門性の高さから人気が高まっている。
セミナー当日、満席となり立ち見も出た会場では「PEに行くには、どの会社で何年経験を積むべきか」「面接で評価される実績は何か」といった質問が飛び交うなど、盛況だったという。
同社の新卒メディア事業部長の中島亮介氏は「PEに進むには、コンサルや外資系金融での経験がほぼ必須。最初からPEを目指し、そこから逆算して1社目を選ぶ学生が一定数以上いることの表れだ」と語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
やっぱり、すぐ辞める新人は世の中をナメているのか 「倍速退社」の背景にある企業の病
4月の入社後、すぐに退職代行サービスを利用して会社を辞める若者がいる。「そんな人は、ロクな大人にならない」と言いたくもなるだろうが、原因は若者だけにあるわけではなく……。
IT人材は東京のどこに住んでいる? 首都圏の“知られざるテックエリア”を地図で見る
首都圏に集中するIT人材の居住傾向を可視化。中野や下北沢、五反田など、意外な“隠れたテックエリア”の分布や、若手エンジニアが選ぶ街の特徴をデータで読み解く。
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
辞めたけれど良い会社は、どのような特徴があるのか。IT業界で働いた経験がある人に聞いた。


