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日曜だけ現れる“昭和の町” 「ポコペン横丁」に人が集まるワケ(1/3 ページ)

おおず赤煉瓦(れんが)館など昭和以前の建造物や古民家が点在する愛媛県大洲市の肱南(こうなん)地区。静かな町並みをゆっくり進むと、どこか懐かしさが漂う「ポコペン横丁」と呼ばれるエリアの入り口が現れた。

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産経新聞

 おおず赤煉瓦(れんが)館など昭和以前の建造物や古民家が点在する愛媛県大洲市の肱南(こうなん)地区。静かな町並みをゆっくり進むと、どこか懐かしさが漂う「ポコペン横丁」と呼ばれるエリアの入り口が現れた。ここがにぎわうのは毎週日曜日だけ。数棟の細長い建物に約20区画の店がひしめき合い、地元の家族連れのほか訪日客(インバウンド)までもが集うのだという。平日になると幻のように消えてしまう不思議な空間に足を踏み入れた。

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プラモデルやミニカーなどを置く店が連なっている

新鮮な懐かしさ

 レーシングカーや旧車のプラモデルやミニカーに、鉄腕アトムや鉄人28号といったフィギュアの数々。それぞれ個性的な運営会員の店舗には、還暦を目前に控えた記者が子供のころにはやっていたアイテムがズラリと並ぶ。一帯には濃厚なノスタルジーが漂っており、丸みを帯びた赤い郵便ポストやブラウン管のテレビ、インベーダーゲームなども存在感を示していた。

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フラフープや輪投げ、射的といった遊びに夢中の子供たち

 路地に目を向けると、幼い姉妹が輪投げやベーゴマに興じ、「お姉ちゃんより私の方がうまいわよ」と言わんばかりに妹は必死にフラフープを回す。射的コーナーでは大人に交じって小学5年の男子がゴム銃で的を狙っており、そんな息子の姿を前に母親は「数週間前に初めて連れてきたら面白さに魅せられてしまい、通っている」と明かした。

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