売上1.7倍のサーティワン、なぜ今「ロゴ刷新」? 35年ぶり決断の背景(1/4 ページ)
サーティワンが35年ぶりにロゴを大幅刷新した。同社の業績は直近5年間で著しく伸びており、今回の変更は不振脱却を狙ったものではない。その成長の背景と新ロゴに込められた戦略を解説する。
著者プロフィール
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
B-R サーティワン アイスクリームは4月1日、ブランドロゴを刷新した。旧ロゴは大文字と小文字を併用し「Baskin Robbins」の文字が波打つように配置されていたが、新ロゴでは大文字に統一して横一列に並べた。
配色は、白地の背景に青文字のポップな印象から、青とピンクのグラデーション背景に白文字のデザインへと変更。中心の「B」と「R」の一部で「31」を強調するロゴは受け継いだ。
サーティワンは、1945年に米カリフォルニア州で開業したアイスクリームチェーンだ。日本では1973年に不二家との合弁で事業を開始し、1974年に東京・目黒で1号店をオープンした。
海外では「Baskin-Robbins(バスキン・ロビンス)」の店舗名が主流だが、国内では親しみやすさや分かりやすさを考慮し、「サーティワンアイスクリーム」の名称で展開している。
同社はこれまでも、何度かロゴを変更してきた。開業当初は「31」を強調するデザインだったが、後に「Baskin Robbins」が目立つデザインに変更した。
今回の刷新まで使用されていた旧ロゴは1991年に誕生し、35年にわたって親しまれてきたものだ。なお、2021年にはロゴ下部の「サーティワン」の横から「アイスクリーム」の文字をなくすマイナーチェンジも実施している。
現在、看板が旧ロゴのままの店舗もあるが、カップやテークアウト用の箱などは新しいロゴへの置き換えが進んでいるとみられる。
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