コラム
なぜ「生ノースマン」は800万個も売れたのか 看板商品をもう一度つくり直した理由:火曜日に「へえ」な話(4/4 ページ)
北海道土産として知られるノースマンが、なぜ生まれ変わり800万個のヒットとなったのか。鍵は新商品ではなく“つくり直す”という発想の転換にあった。老舗菓子メーカーの再生戦略を追う。
土産の価値が変わる?
土産菓子は、不思議な商品だ。おいしさだけでなく、「どこで買ったか」も価値になる。ときには、その場所のほうが重要になることも。そう考えると、東京駅でのノースマンは、少し不思議な存在だ。似た現象は他の土産にも見られるが、もともと日常に近かった商品であるぶん、その変化はより際立っている。
東京駅の改札前で見かけた紙袋の中身も、これからは少し変わるかもしれない。
「それ、どこで買ったの?」
そう聞かれて、「北海道です」と答えるか、「東京駅です」と答えるか――。どちらも正解だが、その答えは一つではなくなった。こうした小さな変化の積み重ねが、土産の価値を少しずつ変えていくのかもしれない。
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