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任天堂、ついに本体値上げ スイッチ2「6万円時代」で問われる価値(1/2 ページ)
任天堂は、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の日本語・国内専用版の希望小売価格を25日に4万9980円から5万9980円に値上げすると発表した。
任天堂は8日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の日本語・国内専用版の希望小売価格を25日に4万9980円から5万9980円に値上げすると発表した。ゲーム機に使われる半導体メモリーといった原材料価格の高騰などが理由で、同社が国内でゲーム機本体を値上げするのは初めて。欧米でも9月1日に改定する。
米国では50ドル(約7800円)、欧州では30ユーロ(約5500円)それぞれ上げる。初代の「スイッチ」も国内では3万2978円から4万3980円に改定する。
オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は原材料高のほか、中東情勢緊迫化を受けた原油高によって中長期的にコスト増加が見込まれると指摘。「(本体価格を抑えて)ハードの普及を優先したい考えはあったが、コスト上昇分を長期間負担すればゲーム専用機事業の採算が難しくなると判断した」と述べた。
スイッチ2は今年3月末までに1986万台を販売。価格変更などを踏まえて、2027年3月期の販売予想は1650万台に減少すると見込んでいる。
古川氏は、価格改定後は、グローバルでスイッチ2の採算性がほぼ前期並みになるとの見通しも示した。価格改定の影響については、「買い求めやすさを重視するお客さまにとって、購入のハードルを上げることになる」と言及。自社やソフトメーカーのタイトルを継続投入し、価格以上の価値を訴える考えを強調した。
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