音楽ライブなどを目的に旅行を楽しむ「ライブツーリズム」が活況だ。大阪のホテルでは、ゴールデンウイーク(GW)明けの閑散期でもライブ参加者らの宿泊予約が増え、特需をにらんだサービスも続々と登場している。経済的な効果は広がっているが、ライブなどの会場となるホールの閉館や休館、公演を支える人材不足がネックとなり、市場の成長を阻む懸念が出ている。
「閑散期を埋めるありがたい存在」。GW後の5月中旬に、京セラドーム大阪(大阪市西区)で開かれる人気アイドルグループ「嵐」のライブを歓迎するのは、「ホテルリブマックス大阪ドーム前」(同)でフロント係を務める男性だ。
ホテルからライブ会場までは徒歩約5分と近いため、最安で1泊1人約4千円の宿泊プランが最大で同約5万9千円まで高騰。GWピーク時の約4万7千円を上回る価格だが、男性は「それでも予約は入る」と話す。
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