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本物いるのになぜ あえて動物のロボ化に挑む動物園 テックとリアルの融合でみすえる未来(1/3 ページ)

本物が目の前にいるのになぜあえて「ロボット」を作るのか−。ジャイアントパンダがいなくなった和歌山県白浜町の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド」で、有志の社員による動物ロボットの製作が注目を集めている。

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産経新聞

 本物が目の前にいるのになぜあえて「ロボット」を作るのか−。ジャイアントパンダがいなくなった和歌山県白浜町の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で、有志の社員による動物ロボットの製作が注目を集めている。パンダの飼育繁殖が昨年6月まで行われ、サファリワールドなどで約120種1600頭を飼育する同施設で、動物の「ロボ化」に挑む真意とは何か?

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製作した動物ロボットを手に笑顔をみせる岡田育磨さん=10日、和歌山県白浜町(小泉一敏撮影)

「本物みたい、かわいい」

 5月10日午前、AW施設内の「センタードーム」に設置された簡易プール前で多くの家族連れから歓声が上がった。視線の先では「ジェンツーペンギン」と「イワトビペンギン」の形をした2体の動物ロボットが羽根を動かし、脚で器用に方向を調整しながら気持ちよさそうに泳いでいた。ときおり口を開け、愛嬌(あいきょう)まで振りまいた。

 最初は少し怖がっていた子供たちも興味深そうな様子でプールの端から手を伸ばしてロボットに触れ笑みを浮かべた。

 動物ロボットの製作に取り組むAW運営会社の公式サークル「ココロボ」でリーダーを務めるAWパークディレクション課の岡田育磨さん(33)は「ロボットを見た時の最初の違和感や驚き、ワクワクをまずは感じてほしい」と話す。

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