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本物いるのになぜ あえて動物のロボ化に挑む動物園 テックとリアルの融合でみすえる未来(2/3 ページ)
本物が目の前にいるのになぜあえて「ロボット」を作るのか−。ジャイアントパンダがいなくなった和歌山県白浜町の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド」で、有志の社員による動物ロボットの製作が注目を集めている。
ココロボは、大学時代に目にした動物ロボをきっかけに興味を持ったという岡田さんが平成28年の入社から3年後に立ち上げた。これまでペンギンのほか、ウミガメやジンベエザメ、カツオなど十数種類のロボットを製作。メンバーは岡田さんを含め5人で、AW施設内のイベントに出展するほか、小学校での出前授業や福祉施設などでロボット体験を行っている。
驚くべきは、その精巧さだ。ペンギンロボット表面の素材は、ウエットスーツと同じ合成ゴム「ネオプレーン」を使用。ペンギンの羽根を再現するため、特製の塗料を塗った上で表面につまようじで切り込みを入れ筋の模様をつけ細やかな凹凸を表現している。
ペンギンの動きは施設職員である利点を生かし、日々の生態観察を基にアレンジを加えて製作。モーター駆動で、ラジコン無線により操作する。製作や修理は岡田さんが担当し、他のメンバーがイベントの企画や運営などを手伝う。
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