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明暗分かれた「無印良品」と「ニトリ」 2社の差はどこで生まれたのか(1/5 ページ)
好調な良品計画に対し、近年苦戦しているニトリHD。実はライバル関係にある2社の明暗が分かれた背景について解説する。
著者プロフィール
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
無印良品を展開する良品計画の業績が好調だ。コロナ禍の影響を受けた2020年8月期以外は増収が続いている。売上高は2025年8月期に7800億円を突破し、今期は8870億円を見込む。中華圏を中心とする海外事業も好調だ。
対するニトリホールディングス(HD)は近年苦戦している。2026年3月期の業績は、4期ぶりに増益となったものの厳しい状況だ。進出先の中国では撤退が相次いでいる。
ニトリHDの時価総額は一時2.5兆円を超えていたが、現在は1.3兆円台まで縮小した。一方、良品計画の時価総額は2025年6月にニトリHDを上回り、現在は2兆円前後まで拡大している。
家具販売大手のニトリと雑貨を中心に展開する無印良品。両社は異業種に見えるが、実は一部のジャンルで競合関係にある。ニトリは家具需要が減少する中で、生活雑貨などの「非家具」分野を強化してきた。一方の無印良品も家具を取り扱っており、商品領域が重なっている。
ニトリは非家具分野で家具市場の縮小を乗り越えたいところだが、無印良品のブランド力を前に苦戦しているようだ。
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