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「戦地」に住宅を届ける 大和ハウス、ウクライナ復興で挑む“日本式プレハブ”(1/3 ページ)

ウクライナでの戦争が長期化する中、大和ハウス工業が復興支援に向けて、現地でプレハブ型の集合住宅の提供に乗り出す。

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産経新聞

 ウクライナでの戦争が長期化する中、大和ハウス工業が復興支援に向けて、現地でプレハブ型の集合住宅の提供に乗り出す。隣国のポーランドで箱状のユニットを生産し、ウクライナに運び入れて現地で建築する「モジュラー建築」の手法で実施する。2029年2月までに、公営住宅として約100世帯分の建設を実現したい考えだ。最新のプレハブ住宅を実際に建設することで、日本の技術力を欧州でアピールしたい思惑もある。

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 計画では、ポーランドで生産したユニットをトラックで約1週間かけてウクライナの首都キーウや西部リビウなどに搬入し、現場で組み立てる。戦争が続いていることから、現地企業とも連携しながら安全性を確保しつつ、慎重に進める。

 ウクライナでの住宅建設は、経済産業省のウクライナ復興支援の実証事業として今年2月に採用された。現在はポーランド国内の仮設生産施設の選定をしており、近く決まる見通し。

 戦争開始から4年以上が過ぎた現在もロシア軍によるミサイルやドローン攻撃が続くウクライナでは、住宅が破壊されても修繕することは容易ではない。国内の他地域からキーウに逃れてくる避難民も多く、冬季は極寒になるウクライナでは、住宅の確保は一層、切実な問題となっている。

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