2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

若者はなぜ大手を選ぶのか 就活調査で見えた損得勘定(2/2 ページ)

2027年春の卒業を予定している国内の大学生らを対象に行ったアンケートで、就職先の希望について「大手企業」とした学生の割合が文系は70%、理系では83%に上ることが、人事分野の調査研究機関、HR総研などの調査で分かった

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
産経新聞
前のページへ |       

 大学区分別では、「旧帝大クラス」では、大手志望が計92%、「早稲田大・慶応大クラス」も計82%と大部分を占めた。一方、「中堅私立大」では計59%で、「その他私立大」では44%と比率が低下。有名大の卒業予定者ほど大手志向が強い傾向が鮮明となった。

 大手企業を志望する理由では、「(経営が)安定しているから」「生涯年収や福利厚生などが違うから」「給料がよいため」といった実利面を重視する回答のほか、「若手の育成環境が整っているから」といった意見も。「転職を考えると新卒では大手に進んだ方が有利だと思うから」と、入社前から将来のキャリアップを見据えているコメントもあった。

「定年まで最初の会社で」は4割台

 一方、転職や起業に関する意識をたずねたところ、「最初の会社で定年まで働きたい」とした回答が文系は40%、理系は46%と、いずれも4割台だった。「3回くらいまでなら転職してもよい」は文系が33%、理系が26%だった。理系学生のほうが、定着志向がやや強い結果となった。「いずれは起業したい」は文系・理系ともに5%未満で、起業志向は低い傾向が見られた。

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る