コラム
「女性部下が発言しない」原因 上司が見落とす“会議の構造”:世界の一流は「部下」に何を教えているのか(2/2 ページ)
会議で発言しない女性部下を「性格の問題」と捉えていないだろうか。背景には、インポスター症候群や発言しづらい会議環境など、心理と構造の両面がある。男性上司が見直すべき“無意識のバイアス”と、組織改善のヒントを探る。
世界の一流の上司は、こうした構造を理解し、会議の在り方を再設計しています。発言の順番を管理し、会話の遮りを制止して、一人ひとりの発言時間を制御することで、声の小さい女性の意見を意図的に汲み取っています。
評価の基準についても同様の配慮を意識しています。
「丁寧」や「優しい」といった性別特有のイメージに基づいた称賛ではなく、成果、判断、プロセスという仕事の本質的な軸に沿って、男女の区別なく評価を行います。
客観的な指標に基づいた公正な評価こそが、揺るぎない信頼関係を築くのです。
ピョートル・フェリクス・グジバチ:
連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。プロノイア・グループ株式会社 代表取締役、株式会社GA Technologies社外取締役。モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発、組織改革、リーダーシップマネジメントに従事。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』『NEW ELITE』他、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』『世界最高のコーチ』など執筆。ポーランド出身。
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