2015年7月27日以前の記事
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なぜ、ユニクロの売り場は「買いやすさ」と「補充しやすさ」を両立できるのか 強さを支える“思想”に迫る(4/5 ページ)

少々の割高感が話題になることもあるが、いまだ圧倒的な人気を誇るユニクロ。小売りに詳しい筆者が、その売り場から「強さ」の正体を分析する。

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しっかり稼ぎ、堅実に投資もしている

 ファーストリテイリングは、小売業の中では積極投資型の企業として見られがちです。物流の「有明プロジェクト」を象徴に、IT投資なども積極的に行っていることに注目が集まっています。

 主要小売との比較も行いながら、その実情を整理しましょう。

 「SPA型」といわれるファーストリテイリングとニトリは高い粗利率を背景に、適正な経費コントロールによって圧倒的な営業利率を保持しているのが分かります。それでは投資においてはどうでしょうか。

 次のグラフを見ると分かる通り、両社は本業で得た利益を適正な範囲で未来へ投資し、借入依存も低減させている「健全型」に属します。

 さまざまな先進的な取り組みが際立つ企業ですが、実は商品、価格、売り場、投資など各施策において基本に忠実で、普遍的ともいえる成功モデルとなっているのが特徴です。

 ファーストリテイリングは、高粗利・高利益率を背景に、キャッシュフローとのバランスを考慮しながら「RFID」「有明物流プロジェクト」「自動倉庫」「EC統合」「AI需要予測」「グローバル広告」へ継続投資しています。

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