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ピーク時の3分の1まで低迷 「スッパイマン」を15億円企業に復活させた”意外性戦略”(1/5 ページ)

沖縄発の乾燥梅菓子「スッパイマン」。俳優の木村拓哉さんの発言で知名度が急上昇し、ピーク時は年商10億円以上に達したが、後に4億円まで失速する。そこからV字回復を遂げ、2025年度は年商15億円を更新。どのような戦略があったのか。

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 沖縄定番菓子の一つ、乾燥梅「スッパイマン 甘梅一番」。アメリカンコミック調のヒーローが描かれた赤と黄色のパッケージと、ほどよい甘酸っぱさが特徴だ。


スッパイマンブランドの多彩な商品(画像:筆者撮影)

 地方発の菓子ながら、いまや全国のスーパーやコンビニなどにも並び、高い人気を誇る。製造する上間菓子店(沖縄県豊見城市)は今年で創業60年を迎える。スッパイマン誕生から45年の節目でもある。

 ただ、その歩みは決して順風満帆ではなかった。

 2000年、俳優の木村拓哉さんが音楽番組でスッパイマンの名を口にしたことで知名度が急上昇。ピーク時には年商10億円以上に達したが、その後は競合の増加などで約3分の1まで落ち込んだ。それでも近年は、戦略的なブランディングが奏功し、2024年度から2期連続で過去最高の売上高を更新。2025年度は初めて15億円台に乗った。今期もさらに更新する見通しだ。

 どのようにV字回復を実現したのか。3代目社長の上間幸治氏に話を聞いた。


本社の入り口に展示されているスッパイマンのヒーローと上間幸治社長(画像:筆者撮影)

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