ローソン、「店員とビデオ通話で注文」→「自宅まで届ける」新サービス 高齢化が進む団地で実証(3/4 ページ)
ローソンは東京都日野市の高幡台団地に「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」をオープンした。店員とビデオ通話をしながら商品を注文し、自宅まで届けてもらえる実証実験を開始するほか、相談窓口や薬局、防災機能などを備え、地域コミュニティーの活性化を目指す。
相談窓口や薬局を併設
店内には、リモート接客システムを活用した個室型の相談スペース「Pontaよろず相談所」を設けた。auショップと同様にスマートフォンに関する相談や契約手続きができるほか、電気・ガス・インターネットの申し込み、ハウスクリーニングや家事代行サービスなどの利用相談、ライフプランや保険に関する相談など、暮らしに関する幅広いサービスを利用できる。
日野市と連携した市民相談メニューも用意し、市役所の担当者がアバターとして画面に登場してビデオ通話形式で相談に応じる。
タッチパネルで操作できるデジタルサイネージ上で、行政情報や地域情報を案内する「AIサポーター」も導入した。AIコンシェルジュが利用者の質問に応じ、行政窓口や手続き方法などを案内する。専門スタッフにつながる「Pontaよろず相談所」とは異なり、AIが必要な情報を提供する仕組みだ。
ロッカー事業を展開するJR東日本スマートロジスティクス(東京都墨田区)の多機能ロッカー「マルチエキューブ」も店内に設置した。京王運輸(東京都多摩市)が運営しているECサイト「駅チョク便」で注文したスイーツや弁当などをロッカーで受け取れる。
9月1日には、ハッピーローソンタウン日野高幡台店に併設する形で、全国で調剤薬局を展開するクオール(東京都港区)が運営する「クオール薬局」がオープンする。薬や在宅医療に関する相談に加え、市販薬や介護用品、介護食などを販売する。今後、店舗近隣にオンライン診療を受けられる施設の導入も予定している。
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