日本発AI「Sakana Fugu」は何がすごい? “小さなAIの群れ”で巨大AIに挑む(2/4 ページ)
日本発のAIベンチャーSakana AIが、新たなAIシステム「Sakana Fugu」を公開した。米国や中国のAI企業が巨大なAIモデルの開発を競う中、同社はどう戦うのか。
特定のAIに依存しない
複数のAIモデルを使えることには、性能面だけでなく、特定のAIに依存しなくて済むというメリットもある。
近年のAI業界は変化が激しく、昨日まで問題なく使えていたAIモデルが、突然利用できなくなる可能性もある。6月12日には、米Anthropicが開発した先進AIモデル「Claude Mythos」や「Claude Fable 5」が突然利用できなくなる事態が起きた。特定のAIモデルだけに依存していた場合、そのモデルが使えなくなれば、それを使っていた業務も止まってしまう。
Sakana Fuguでは、連携させるAIモデルの中からどのモデルを使い、どのモデルを使わないかをユーザー自身が選択できる。さらに、特定のモデルが何らかの理由で利用できなくなった場合は、そのモデルを自動的に除外し、利用可能なモデルを組み合わせて別の方法で処理する。ユーザーが「このモデルは使いたくない」と考えた場合も、特定のAIモデルをあらかじめ除外できる。
現在はGPT、Claude、Geminiの3つのAIモデルと連携しているが、Sakana AIは今後、世界中のさまざまなAIモデルを対象に加える考えだ。例えば、OpenAIから新たなモデルが登場した場合、2週間程度で追加できる開発体制を整えているという。
世界中で開発が進む「オープンウェイトモデル」も対象として視野に入れている。中国の「DeepSeek」や「Qwen」、米Metaが開発する「Llama」などのモデルも加え、ユーザーが用途や好みに応じて自由に選択・除外できるようにするのが目標だ。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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